近年、温暖化が原因とされる数々の自然災害が起こっている。だが、温暖化は本当に二酸化炭素が原因なのか。人間の活動ごときが、ここまでの自然災害を引き起こすことができるものなのか。
排出権云々、CO2削減云々は単に、覇権争いやゲームチェンジが目的で行われているように思えてならない。実際に幾ばくかは何らかの影響は与えているだろう。だが、真の目的がゲームチェンジすることであるとしたら本当にこれに乗っていてよいものなのか。
電気自動車に取って代わられると日本の自動車メーカーは困る。内燃機関に携わる技術者達が必至の思いで、作り上げてきたものが台無しになってしまうからだ。その質の高さで世界的に優位に立っていた日本の車が優位性を保てなくなるからだ。それ(日本車に)に劣後する中国が、このCO2問題に関してだけは、米国と歩調を合わせたり合意しているのも、この視点から行くと納得できる。
人間ごときの活動で地球規模で異変が起こるのではなく、もっと大きな何かによって、何かが起きていると考えることの方がしっくりくる。だが人類はこういった細々とした人間同士の争い事・競争をしながら生きていくものなので、致し方ないとあきらめることが肝要なのか。