はじめに2

取り敢えず始めてみる、にしても、今まで文章を書いたことがない。だから、Twitter ででもそうだが、呟いたことを後で見返すと書き間違いがあったり、この単語や表現でなく、この方が良かった、等と思ったりする。又、自分が言いたいと考えたこと、意図するものと微妙に違う、傍から見るとこうも取れるから表現が稚拙だ等、自分が思うことを適切に表現できていない、と思うことがとても多くある。

 

しかし、「書くことは過程である。書くことはあなたの思っていることの単純な複写ではない。それは書いた言葉を通じて、自分の思いを作っていく胸躍らせる実験的なプロセスである。」と言った人がいる。

 

これは斬新な考えだ。書くことは、自分が思っていることを文字にすること、と自分では認識していたが、そうではないのだ。どおりで文字にして見ると、こういうことを言いたかったのではないのだが、と思うことが多い筈だ。自分はこう思っている、こう考えていると感じていたけれど、それは幻想であったのだろう。思いはまだ作られていなかったのだから。

 

思いを作っていくプロセスと考えると、気が楽だ。自分が考えていること、思っていることを自分がまず理解できるように、文字にしていこう。完成形でなくて良い、この作成するプロセスを経て、徐々に自分自身の頭の中にあるものを明らかにしていこうと思う。

 

何か言いたいことがある訳ではない。ただ、思いついたことを書いていく。起承転結も、形式も何もなくふと頭に浮かんだことを書いてみるとする。Twitterで呟いたように。

 

まずは、Twitterで呟いたことを、後から見返すことができるようにする為に、ここに書いて(移して)行くとしよう。