自分を大切にすること

自分を大切にすること、特に真面目な人は、これをなかなかできない人が多いのではないか。だが、本当にこれは大事なことなのだ。自分を大切にすることによって、自分の大切な人を守ることができる、自分の大切な人を助けることになることも多いのだ。

 

自分は、これがなかなかできず、結果的に相手を想い過ぎて、相手をとんでもない目に遭わせてしまった。取り返しがつかないことになってしまった。結果を見て、自分の悪かったことは何かと永遠と考えたが、自分の倫理観・道徳観はやはり間違っていなかった。だが、自分の倫理観・道徳観を守ることで相手を痛めてしまう。これが分からなかった。相手のことを想い、相手を傷つけないように考えて考えて、自分を犠牲にした結果、相手が犠牲になってしまった。

 

具体的には言わないが、これは真面目な人に覚えておいて欲しい。自分を犠牲にすることは、結果的に相手や周りが犠牲を被ることが多いのだ。

 

仕事の場で、「自分を大切に、自分を大切に」と何度言われてきたことか。その意味が全く分からなかった。自分を大切にするなんて、人のやることではない等と思っていた。その結果、巡り巡って自分の一番大切な人を失ってしまう。自分の大切な人に、照れ隠しや重いと思われたくなくて、大好きだとも言えず憎まれ口ばかり叩き、傷つけてばかりいた。

 

相手に良く思われるようなこと等態としたら、あざといのではないか、などと思っていた。だが、良く思われるようなことをしたら良いのだ。相手をダイレクトに喜ばせたらよかったのだ。

 

後悔しかない。もっと、自分を可愛がる大切にすることによって、相手を大切にすればよかった。

 

分かる人にしか分からない言葉だが、記しておく。これから、自分を大切にすることができるかどうか分からないが、それは心にとめておこう。真面目な人は、自分を犠牲にすることが、美徳だと勘違いしがちだが、それは大いなる勘違いであると認識することも大切だと覚えておくことだ。