内臓脂肪の値が1になった

料理雑誌da〇chuを見ていたら、地味な和食が頗る美味しそうに見えて、それに似た物を食べていたら、内臓脂肪の値が1になった。「内臓脂肪を減らすには」と雑誌で特集記事がある位、減らす方向に世間が向かっている中、1まで減らしてもよいものか、と思ったが、体内年齢も下がっているので、全体として良しとしておく。

 

何が載っていたかというと、玄米おにぎりにしそをのせたものと、切り干し大根の煮物、小松菜入り味噌汁、昆布煮、漬物数種類、という地味な和食であった。それが丁寧な料理の手順付き(写真入り)で紹介されていた。日本人としては、これは食さねばと思い用意した。するとやはり美味しいのだ。

 

丁度、免疫力を高めるには、という記事を見た所であったが、その中に玄米はLPS(免疫力向上の助けになるもの)が多く含まれている、漬物や味噌汁は発酵食品で、それも助けになる、ということが書かれていた。それに干した大根は栄養価が高いことは知っていたし、海藻も勿論身体に良い。身体に良いものばかりではないか。それもとても魅力的な食事に映った一因であった。

 

考えてみると、地味だがこういった食事が一番日本人の口に合うのかもしれない。しかも健康を保つのに良い。今の高齢者は長寿になったが、こういった和食を食べていたから長生きなのかもしれないとふと思った。

 

今は、外国の派手で華やかな食事や糖質や脂質が多く含まれている食事が持て囃される。若者はそれらを中心に食生活を送っているのだろう。今の高齢者のような長生きができるのであろうかと少し心配だ。

 

本当に美味しいと思うものは、身体に良いものだ。地味な和食を主にすることで、体調を整えることができる。日本在住の日本人として、これらの健康食を食べないのは、もったいないのではないか。