8月になるとNo.2

8月になると、終戦記念日と相まって戦争に関連する色々な記事をインターネット上で目にすることがあったり、本の広告が出てくる。

 

これらは、昔からの自分の疑問を紐解いてくれる助けになることも多い。なぜ日本は真珠湾攻撃をしたのか、どうして日本はこれ程までに知的レベルが低い人優先の世の中になってしまったのか等々

 

日本に産まれ育ってきた過程で感じた疑問や違和感を説明してくれるようだ。やはり何か重要なことを我々が知らされないようにさせられていた部分もあるようだ。

 

一つ一つはバラバラで、書いている人や話している人も一人ではない。この一つの事象があったから、こうなったという単純な方程式があるわけでもない。だが、世間で公に言われること、多くの人が信じていることとは異なる視点での解説は納得感を得られることも多い。

 

日本人として、これらを知り我々日本人自身や日本についての理解を深めることは大切だ。個人が個別に、今すぐ何かに繋げることができる訳ではない。何かを批判し、国を動かそうとすることができる訳ではない。ただ、これらを知り理解し、己の日本人としてのアイデンティティを適切に確立する方向を見つけるのに役立たせることはできる。

 

大手メディアだけでなく、様々な個人が情報を発信することができる時代になったからこそ、得られるようになった情報だ。それがなかったら今でも多くの疑問を持ちながら、考えることもなく過ごしていたかもしれない。時が経ち技術の進歩によって、昔の情報を得られるようになる。不思議な現象だ。

 

このお盆の時期に、そういった情報に触れ、戦争で去った方々に思いを馳せ巡らせ、今後の自分・日本について考えてみても良いだろう。