某俳優の〇加害疑惑について思うこと

某俳優の〇加害疑惑が話題になっている。

 

事実かどうか分からない段階で、加害者擁護をしている人々が散見されていた。近年これだけ日本では女が酷い目に遭っているという事実が様々に突き付けられ、自殺者も近頃では若い女が多いということもニュースで聞くにも拘わらずだ。そういったニュースもこういった人々には他人事、あるいは関心を持つことがないから、安易に擁護できるだ。

そういった(加害者を擁護する)輩は、女に(この俳優が行ったことと)同じことやそれ以上のことを行うことが、日常茶飯事で悪いとも何とも感じない男だ。もしくはモテない女が男を擁護する。なんだかんだと細かいことを捏ね繰り回して被害者を悪者にしようとしているが、それは根本にそれらがあるからに他ならない。

 

この俳優が最初トヨタイムズと結び付けられて報道された時、今までそのCMを見る度、何だか嫌な感じがしていたことを思い出した。この俳優はトヨタの社員と同類なのだ。トヨタと親和性がある俳優だから起用されていたのだ、と改めて思い、その嫌な感じの原因が分かった気がした。

 

週刊誌が報じていた〇加害の詳細は、一般的には酷いと思われることだろうが、トヨ〇社員であれば日常に行っていそうなことだ(こういったホステス相手だけにではなく、女社員に対してもだ)。寧ろ、まだ軽い方だとさえ思える。後日この俳優は、不快な思いをさせた、と事実を認め被害者に謝罪をしたと報じられたので、謝るところを見るとやはりまだト〇タ社員と比べると良い方だ。〇ヨタの社員であれば、悪いことだとすら思わない、口封じをする策を練り女性を黙らせることしか考えない。

 

このニュースを聞いても、トヨタ社員は寧ろ彼(加害者)にシンパシイを感じ、こんなことで気の毒に、等と思うのが関の山だ。彼に大丈夫だと、相手(被害者)が悪い等と励ますかもしれない。いや、こんなことでニュースにされて馬鹿な奴だと足蹴にして、その職を解任するかもしれない。いずれにしても、この俳優だけの問題ではない。親和性のある社員が山ほど居るこの会社も問題なのだ。親和性がなければ、この重要な役割を任されていない。この俳優がもし辞めたとしても、また同類の人がこの仕事に採用されるのだろうか。先行きを注視していこう。

 

この俳優は、おそらくこの訴えられた行為を悪いと思わずに行ったのだろう。何が悪かったか本当に分かって謝罪をしたのだろうか。これを一過性のものにせず、何が悪かったのか、自分のどういった考えがそうさせたのか。これを悪い事と自分で感じるにはどうしたら良いのか、一度深く考えると良い。その結果を同類の男に教示するのだ。そうすることによって、地に落ちたこの俳優の評価はまた上がる可能性はある。単に反省しました、と言うだけでは何も変わらない。同類が沢山いるから、大目に見られて継続して今の仕事を続けることはできるかもしれないし、復帰も可能だろう。

 

だが、自分の男としての、人間としての何かを上げる為、同類の男共に、自分達の今までの考えや振る舞いは、世間では許されないことであるということを啓蒙することを行う活動をするリーダーとなってはどうか。

 

特にこの会社の社員に対して行うと良い。この会社は、女が本当のことを告発し出したら、瞬く間に潰れてしまうのではないか、と思う程、国際的なコンプライアンスに照らし合わせると酷い会社だ。社長は必ずしも分かっているとは限らない。会社が守ってくれるから何をしても許されると勝手に思っている、社員の傲慢さがそれを引き起こしているように見える。中には、真面目な社員で直接それを行わない人間もいるが、同僚や部下がそれを行っていることを見て見ぬ振りをしているという時点で、同類とされても仕方がない。多くの雇用を担っているから、国としても潰せないのかもしれないが、一度浄化しなければ、今後の発展もない。

 

よくある芸能人の醜聞等と軽い事件と捉えず、深堀りしてこれを機に社会を変えて行って欲しい。週刊誌はどういった意図でこの記事を載せたのか分からないが、この俳優を貶めるだけでなく、社会問題として広く捉え、この問題(男の女に対する意識)を解決するにはどうしたら良いのか、定期的に記事を書いても良い。この俳優は前述したように、自分を顧みて、まず自分の意識改革、そして同類の意識改革を啓蒙して欲しいものだ。よろしく頼む。

 

このニュースの一報には、この俳優がトヨタイムズの仕事をしていることが載っていたが、後日の新聞には載っていなかった。何かの意向が働いているのだろう。

 

その後、トヨタは「社会的に許されざる行為であり、大変残念に思います。」と述べだ。自分の所の社員はそれ以上のことをしておいて、どの面下げて言っているのだ、と思った。だが、「本件は、当事者間で解決がなされており、またご本人も深く反省し、謝罪されていると伺っております」として、推移を見守りつつ香川を継続して起用する意向を明かした、そうだ。やはり同類は同類を庇う、そして自分の所の社員もそのようなことをしても咎めません、という表明をしたと同様だ。