正月には格付けﾁｪｯｸなる番組がある。今年はﾜｲﾝ、ﾋﾞｯｸﾞﾊﾞﾝﾄﾞ、弦楽六重奏、ﾐｼｭﾗﾝ、ﾀﾞﾝｽ、牛肉であったらしい。これらは正月ならではの日本の物にして欲しいものだ。ﾜｲﾝではなく抹茶、弦楽は和楽器、ﾀﾞﾝｽは日本舞踊等、
そして折角だから、説明を加えて視聴者を押しつけがましくないように日本文化について教育するのも良いだろう。高級ﾜｲﾝやｼｬﾝﾊﾟﾝは日本人でも知っている人も多くなった。特に若者はそちらの方の知識の方があるのではないか。翻って抹茶は前に書いたように40g600円から5,000円まで様々なｸﾞﾚｰﾄﾞがあることを知っている人は多いのだろうか。一般の人は知っているのだろうか。
正月に客人に高級抹茶を出しても、分からなければ張り合いがない。ﾃﾚﾋﾞでどうぞその違いについて解説/説明して、日本人にもっと知らしめて欲しいものだ。
誰にでも分かり易く、押しつけがましくなく説明してその凄さをｱﾋﾟｰﾙできる、のはﾃﾚﾋﾞの真骨頂にも思える。以前観ていた番組で、雛人形の職人の技を紹介するものがあったが、分かり易くそのきめ細かい技が宿った傑作なのだと改めて分かり良かった。どうぞそのｽｷﾙ（分かり易い説明をすること）を日本人に日本文化を広める為に使っていただきたい、と思うこの頃だ。
