日本の伝統・文化

「麻」は古代から戦前まで日本で普通に栽培され使われていた植物らしい。ある動画を観ていたらそのようなことを言っている人がいた。 大麻を栽培していた人が〇捕された、等と大麻はよく話題になりそれを扱う人は悪の構図だが、よくよく聞くとなんだそういう…

消費社会からの脱出

おりんを磨きに出したら、ピカピカになって帰ってきた。線香の煙に長年晒されくすんでいたのだが、正に蘇ったように金色に光るおりんに戻っていた。凄い職人技だ。元々は買い替えようかと考えていたのだが、今使っているものを磨くこともできると紹介され頼む…

日本刀の作り方

以前、テレビ番組で日本刀の作り方を説明していた。 こういう複雑なことやあまり知られていないが知っておくと良いことを万人に分かり易く説明することにかけてはテレビは良い仕事をする。 (テレビで放送されたものを)書き写したのは、途中までで荒書きだが…

建築文化振興法

文化庁の有識者会議は、近現代の名建築やレトロな建物が残る街並みを文化資源として保存・活用するため「建築文化振興法」を制定し、継承に伴う税制優遇等を検討するように政府に求める報告書案を大筋で了承したという。 建造物の文化財登録の目安とされる築5…

日本の建築・家

日本の建築は、日本の風土に合った形で考え抜かれているものである。最近、古民家再生等と謳ってそれがブームなのか、検索すると色々情報が出てくる。やはり、日本には日本家屋が似合うと思うのは自分だけではない。それは知れば知る程奥が深く、興味が湧いて…

国宝・重要文化財とは

国宝の茶室を見学した。重要文化財となっている建造物等も同じ敷地内にあり、それと共に説明下さる方がみえた。当時の人が知恵を使い、様々な工夫がなされている造りであるとのことであった。 ところで、国宝や重要文化財となるものの基準とは何であろう。こ…

もうすぐ新茶の季節

もうすぐ新茶の季節になる。高級な新茶を色々な所から毎年頂戴する。非常に有難いことだ。しかし、そうそうは消費し切れない。美味しいお茶を淹れるには、結構な手間暇が掛かるからだ。それを毎日行えるのは、今の時代相当時間がある人達位だ。何か良い方法…

春祭り

春祭りの季節だ。昔は何が楽しくて行っているのだろうと参加するのに消極的であったし、その内廃れるのではと思っていた。だが、未だに続いている所を見ると、何か惹きつけるものがあるだろう。 若者や子供らしきもの者の叫び声に似た掛け声が、今まさに聞こ…

日本の文化を日本人自身がもっと知るべき時期かも

某番組で、良い蕎麦を打ちたいフランス人が紹介されていた。そう言えば日本人でも自分で蕎麦を打つという人は聞かなくなった。ひと昔前は、引退後蕎麦打ちに嵌ってしまったという人が偶にいたような気がする。日本には蕎麦名人がいて美味しい蕎麦を簡単に食べる…

格付けチェックなる番組には

正月には格付けチェックなる番組がある。今年はワイン、ビッグバンド、弦楽六重奏、ミシュラン、ダンス、牛肉であったらしい。これらは正月ならではの日本の物にして欲しいものだ。ワインではなく抹茶、弦楽は和楽器、ダンスは日本舞踊等、 そして折角だから、説明を加えて視聴者…

爪切りも日本の伝統技術

良い爪切りがないかとハンズに立ち寄った所、沢山あり過ぎて選べなかった。そうした所、丁度岐阜県関市の関鍛冶伝承館での新春恒例の古式日本刀鍛錬打ち初め式の記事が新聞に載っていた。(関市の刀)関連のWebサイトを見てみると、「関孫六」の文字が目についた…

ワインも良いが、お茶の拘りも

江戸時代に創業したお茶屋を見つけた、と言うか目には入ってはいたのだろうが今まで気が付かなかっただけなのだが。抹茶を購入しようと、その種類はどういうものがあるかと尋ねた所、御茶銘価表を渡してくれた。何と12種類ものお茶の種類のリストが載っていて…

果物が高くなった

果物が高くなった。 先日、果物店で見た蜜柑が、一個800円(贈答品で箱入りで個数割り計算)で売られていた。同じ日に百貨店で購入した砂糖を塗したマスカット・巨峰が一粒400円であった。何だか、昔の果物と今の果物は別物になってしまったような気分…

京都の雛人形作り

京都の雛人形は、手・顔・髪・仕上げ、と分業されて作られているそうだ。其々の職人の作業を見せて貰う番組があった。日本ならではの材料(染料・和紙等)を使い、どれもとても細かい神経・気遣いが要求される仕事であった。 今までスポットライトを浴びることなく…

日本の伝統

正月になると日本の伝統のようなものがこぞって出てくる。着物、おせち料理、刀打ち、お茶会等々。だがもう少し普段から馴染むことはできないものか。着物なぞ、一年に一度しか着ないから、日本人なのに着物に着られている感の人々も多々ある。 これらは日本…

日本茶の手間の掛け方

日本のお茶はとても美味しい。特に煎茶や抹茶の良いものは、作るのにどれだけ手間が掛かっているのだろう。それだけで(お菓子なしで)頂きたいといつも思う。他の国のものと比べてお茶はお茶だがまるで異なるものだろう。 中国や台湾等のお土産で頂くものは…

日本酒のアピール方法?

日本酒も特に良い酒と言われるものは本当に美味い。相当程度手間暇かけて、米を磨いて作るのだろう。これも根気の要る仕事だ。では同じ酒でもワインはどうなのか。 こちらも良いものは、美味い。だが、その工程はどのようなものなのだろう。昔のワイン作りのイメージ…

日本の匠の技(包丁)

セラミック包丁の切れ味が悪くなったので、最新のもの2つと電動のシャープナーを購入した。さすがに切れ味が良い。トマトの皮や鶏肉の皮がスパッと切れる。よく考えると日本は刀を磨く技術があるので包丁のレベルは他国より高いのかもしれない。 フランスで…

日本発ベンチャーの行方

2カ月程前、米国企業が日本の後払い決済サービスベンチャーを買収した。7年程前には、東大発のロボットベンチャーがその時も米国企業に買収されてしまった。 前者はIPOを目指していた。後者は国内で投資先を探したけれども見つからなかったので、やむなく国境を越えて価値…

日本産果物の輸出

先日、日本産メロンの対米輸出が解禁されたという記事が新聞にあった。「今後1年間で、300万円程度の米国への輸出を見込む」そうだ。そうか、それだけなのか。。苦労して苦労してそれだけか。何だか、がっかりすると同時に心が痛んだ。 ゲイツやベゾスに売る…

小さな巨人にエールを

特許訴訟で大企業に勝訴した中小企業のことを以前書いたが、その企業はこの9月末に新興市場に上場していた。上場3日後の安値4,510円から今日(11/15)の終値(=高値)22,490円まで1月半で凡そ、5倍にもなった。 ユ〇クロとの裁判で勝ったから有望だと思われた…

中小企業の技術開発

以前、ユ〇〇ロで買い物をした。複数の商品を買い物かごに無造作に入れてセルフレジの所定の場所にそれを置き、画面操作をしたら一瞬で全アイテム詳細が画面に表示された。凄い技術が開発されたなと思っていた。 このタグ情報を読み取る技術で、数か月前に特許訴訟が…

刀鍛冶

刀鍛冶という日本刀を作る職人が名刀を生むまでの4か月を記録したテレビ番組があった。それは鍛錬だという。スポーツのように鍛錬しなければ名刀は生み出せないとのこと。少しでも駄目だと判断したら、最初からやり直す。とても根気が要る仕事だ。 日本人ならで…